うるおい肌を保つ為に
乾燥肌になると角質がめくれ上がり、きめ(キメ)の荒い肌となるために、さらに水分が蒸発しやすくなったり、細菌やウィルスの侵入による肌荒れやかゆみが生じたりします。
乾燥肌となり肌のバリア機能が低下すると、バリア機能を早く修復しようとしてターンオーバーの周期が早まる事になります。
しかし、ターンオーバーの周期が短い細胞は、バリア機能が未熟な事が多く、角質となっても十分なバリア機能が発揮できずに、肌荒れなどのトラブルがさらに起こりやすくなる事が多いものです。
肌を乾燥から防ぐバリア機能として、肌の表面を覆う皮脂膜、角質そのもの、細胞と細胞の隙間にあるセラミド(細胞間脂質)があります。
このバリア機能が良好に働いていると、肌はうるおいを保てた状態になりますが、その中でも特に、皮脂膜とセラミド(細胞間脂質)が重要な働きを担っています。
にきび(ニキビ)の項目でも触れていますが、皮脂の原料は、青魚などに多く含まれるEPA(エイコサペンタエン酸)やDHA(ドコサヘキサエン酸)などの、低温でも固まりにくい脂肪分を選ぶようにして下さい。
反対に、肉類やナッツ、チョコレートなどに含まれるような、常温で固まっている脂肪分はできるだけ避けるようにする事が、良質な皮脂膜を得る事につながります。
また、角質同士を結びつけるとともに、うるおいを与えているセラミドは、セリンというアミノ酸から作られる為、良質なアミノ酸を摂取する事が重要です。
セラミドは、セラミドの原液を肌に直接塗って補う方法もありますが、その場合は洗顔をして、皮脂膜を一時的に落としておくと、より効果的です。
乾燥肌の兆候を感じた時は、良質なアミノ酸や脂肪分を摂取するように心がけて、うるおいのある肌を保つようにしましょう。